俺の安らかな日常を過ごす事も無くハチャメチャな日常を送っています。

「お前ら、優勝して景品を頂くぞ!」

向こうでイロハ達がクラスと盛り上がっているのは、今日は球技大会だ。

「景品と言ってもジュースぐらいだろ…」

「違うよ?景品は修学旅行の行き先、他もろもろの免除という豪華景品だぞ」

冬至の奴…いつの間に話を聞いてたんだ。

つか、眼鏡越しからの目が怖いんだって。

「球技大会だけで、そんな景品にしてもいいのかよ…」

まぁ…親父の趣味だからな…。

と、冬至は溜め息をついていた。