補習も行くんだろうか…。

「コゾー!トイザらスに行くで!」

ちなみに俺は追試はない。

一方、その頃いろはは───

風に髪をなびかせながら校庭に突っ立っていた。

「お前また数学追試やぞ」

嫌味に柊は、いろはを見て笑った。

「うっさい」

柊に蹴りをいれた。

「このままだと部長が追試でも赤点だと活動中止になるぞ」

「………!?」

「で、どうするよ?」