「ちなみに、結衣も俺のクラスの生徒だから。なんか困ったことあれば、結衣に言えばいいさ。もちろん、俺の所に聞きにきてくれてもいいから。なっ。」





先生は、私に軽く右眼でウィンクした。普通だったら、きざとか、ナルシストとか言って煙たがられるだろうけど、先生がするとさりげないから、嫌みじゃない。





きっと先生のファンの子達だったら、卒倒してるだろう。…私は全くトキメかないけれど。
あ、目の前に一人いたっけ?





「いや〜ん。真ちゃん!私にもウィンクして〜!!格好いいわ〜♪」





予想通りのアクションを起こす…。あきちゃんは卒倒寸前だ…。





先生は、これまでに無いくらいのため息をつき、下に俯きながら顔を左右に振る。もう、付いていけないって感じだ。





ハイテンションのあきちゃんに呆れはてた先生、そんな2人をただ呆然と興味なさそうに見ている私。