あきちゃんは、ニコッてしながら細くて綺麗な手を私の頭に乗せて、くしゃくしゃってした。





「あら〜〜、柔らかくてふわふわした髪だわね♪このパーマがかった髪いいわ〜。私好みの髪だわ〜!」





あきちゃんは、私の髪が何故かお気に召された様で、なかなか頭から手を退けてくれない…。





「あの…、すみません。手を退けてもらえないですか?」





「ごめんなさい。あなたの髪さわり心地良かったから。ついつい。」





「いえ。私は木ノ下陽菜です。これから、宜しくお願いします。」





「はい。宜しくね。じゃぁ、陽菜?…あ、陽菜って呼ばせてね。アメリカに住んでたなら慣れてるわよね?」




「はい。好きに呼んでください。」





ニューヨークにいたころは、ファーストネームで呼ばれていたから慣れている。