突如、開こうとした扉が勢いよくスライドされて、開いた。





中から出てきた子は、まぶしいくらいの金髪でストレートのセミロング、色白でバッチリメイクされて、クリクリッとした眼が印象的。身体は細身でキャミソールと短パンから出てる手足は細長くモデルの様な女の子だった。




慌てて、厚底ミュールを履きながら、「マジ、やべぇ〜」と呟きながら、後ろを気にしてる風だったが、さっさと私の横を通りすぎた。





見た感じ、何かに追われてるみたいだった…





というか、実際追われていたみたいだ。




奥からバタバタと走ってこちらに背が高くて、Tシャツにジーンズを着た、綺麗な顔をした女の人?が凄い形相をして向かってくる。





「こら〜!!葵!!風呂掃除の当番すっぽすなぁ〜!待て〜〜!!」




見たは本当、美人なんだけど…あれ?声が低い…





私は、呆気にとられて、先生は仕方無いなぁって感じでその人を見上げた。





「あきちゃん、また葵に逃げられたみたいだな〜。」




「あら〜いらっしゃい♪先生〜やっぱ、先生はいい男だわね♪いつみても。タイプよ〜!!」





先生は更に苦笑して、頭をポリポリして、参ったなぁって困った様子だ。





「おい、あきちゃん。生徒の前でやめてくれよ。しかも、君は中谷章って男でしょ!!勘弁してくれ…。それに、葵の事でプリプリしてたのじゃないのかよ…。」