えっ……?






陸は私から少しずつ離れて優しい様な、意地悪の様な表情をしていた。






「俺のサックス感動してくれたから、そのお礼。」






それじゃ、また明日と軽く手を挙げて、彼は教室を出て行った…。





はっ?





彼の演奏に感動したから?




キス…?




私は訳が分からずしばらく呆然としてしまった。