そして、撮影が無事終わった。



「「お疲れ様でしたぁ!」」



と私達は着替えに楽屋へ。



この格好着替えるの勿体無いな・・・。



なんて思っていると、



「どう?芸能界に興味がわいた?」



と後ろから津田さんの声が聞こえた。



「お疲れ様。


リンちゃん良かったわよ。


もう芸能界に入る為に産まれてきたって感じ!」



「もう、大袈裟ですってば!」



「本当にやってみない?」



「すみません・・・。」



「勿体無いな・・・。」



と離していると、



コンコン♪



「リンもう入っていいか?」



そう言って海斗が入ってきたのだった。



「まだいいって言ってないじゃない!」



「だって返事なかったし。」



「いいじゃん、後ろ向いてるからさ。


少しでも話していたいんだよ。」



海斗がちょっと可愛く見えた。



これじゃあ、さっきのキスを怒ることなんて出来ないよ。