ある日、海斗と保健室でまた話していた。



何で今日も保健室なんだか。



なんて自分に突っ込みをいれる。



「なぁ、リン。今度の日曜日デートしねぇ?」



「はぁ?」



「だからデートだって。」



「いや。」



「何でお前そんなに嫌がるんだよ!」



「だって、嫌なもんは嫌!」



「保健室までわざわざ俺を探しに来てくれるのになぁ・・・。」



海斗は勝ち誇った顔で私を見る。



・・・私は何故保健室にいるのでしょう・・・。



「私教室へ戻る!」



そう言って立ち上がると



「ごめん、ごめん!俺が悪かった!」



なんて、謝る海斗。



別に何も悪い事してないのにね・・・。