運命の人はお義兄様



この白のドレスなら…。
この薄い黄色のストールかな?

「お決まりでしたら試着してみてはいかがですか?」

優しそうな店員さんが話しかけてきた。

「そうですよね、すみません。バランスを見てからきちんと決めればいいですよね」

私は試着室に向かった。

…このサイズで大丈夫かなぁ?

私はなんとか1人で着ることができた。
ドアを開けるとお母さんが待っていた。

「やっぱり、静夏は白似合うわね」
「お母さんこそ、そのドレス似合ってるよ」
「そぉ。ありがとう。でも静夏、その組み合わせなら…このブローチとこのネックレスを付けるともっと良くなると思うわ」
「だよね…。ちょっと待ってて」

私は急いでブローチをつけていると
「私がつけてあげるわ」

お母さんは私の後ろに回って首にネックレスをつけてくれた。

「ありがと////」
「うん!いい感じ。もう会計済ませてあるから。このまま行きましょ」


私たちはレストランに向かった。