俺たちはいつもの場所に入った。 そのままエレベーターに乗った。 俺はネクタイを直そうと鏡を見た。 「そんなに堅くならなくてもいいんだぞ」 「ハハ。わかってるよ」 そんなことを話しているといつの間にか最上階に着いた。 「いらっしゃいませ。いつもご利用ありがとうございます。お連れ様がお待ちでございます。」 「啓太さん、今日はありがとっ」 「別にいいよ。優さん」 「絋希くんもいきなりごめんね」 「いえ。大丈夫ですよ」 こうしてみると… 優さんと親父はとてもお似合いだ