「わかったわ。その代わり、私にも聞かせて。理由があるんでしょ?」 「僕の…勘に近いと思います。 勘違いが1番です…。 けど、何かあってからでは遅いんです」 勘違いであって欲しいと何度も思った。 「勘ね…。信じられないわ。 だから…、連絡とるときは立ち合わせてもらうわ」 「わかりました。ありがとうございます」 「さっ。この話は終了。 用意出来たから、静夏呼んできて。 ちゃんとアピールするのよ」 優さんは楽しそうだった。 からかっているに違いないだろう。 「じゃあ、主役を連れてきます」