私は必死に考えたが、麗お姉様という女性は思い出せなかった。
「本当に知らないわけ!?!?」
私が返答に困っていると
「私の事は知らなくてもよろしくてよ。
でも、うちの生徒でもないあなたが、西城高校の名前でコンクールに参加しているなんて……。
許し難いことだわ」
「そうよ。いくら私達の学校有名だからって、嘘をついて出るなんて最低よ!」
確かに…。
私はこのコンクールで良い結果を出し、西城高校の方々に認めてもらいたくて参加してるのに…
それを西城高校の名前を使うのはおかしいよ……。
「……ごめ「お取り込み中にごめんね」
え…!?
どうして???


