何なんだ…
夢って追う時期あんのか???
授業始まってんのに…
何考えてんだよ…

トントン…

「何??」

優が俺の肩を叩いた。

「どうしたの??
もしかして寝不足???」

「ううん。違うよ。なぁ後で話し聞いてもらって良い??」

「うん。あたしで良かったら。」

「じゃまた後で。」

「わかった。」

この授業終わったら、優に言ってみよ。
誰かに話さないと俺死ぬかも…

キーンコーン…

「じゃあさ屋上で。」

「うん。」

階段を上がる。
何か足が重い…

ガチャ…

やっぱ屋上は涼しいな…

「ねぇ話しって???」

「まぁあのな。」

この後何分説明しただろう???

優は聞いてくれた。
最後までちゃんと…
そして最後にこう言った。

「じゃあさ、今日の夜12時に校門にきて。」

何があるのかも知らないけど、
何か暖かかった…