この町…昔は川崎と呼ばれていたらしい…では吸血鬼狩り専門の生徒を排出する学園を設立。
一般の生徒と混じり、彼等は活動をしている。

彼等は己を狩人と呼び、吸血鬼狩りを『クラブ活動』と称している。

クラブ活動は基本二人一組でペアを組む。
片方が怪我しても片方がフォロー出来る為だ。
彼等、狩野と倉崎は高校二年。
狩りは既に五年目に突入している。

クラブ活動の有無は職員室前の巨大なボードに書かれる。
例えば…
「狩野、倉崎。J地域の調査に向かうように。尚、吸血鬼が居たら自己判断で退治する事」
と、いう風に書かれている。
だが、今日は何も書いてなかったので二人で好物のラーメンを食べに来てたのだ。