それ以降、全国各地で吸血鬼と思われる者が一斉に現れ出した。
中には模倣犯も居たみたいだが、次第に一つ、一つの国が潰されていった。
日本は島国であった事もあり、吸血鬼の侵入は遅かった。しかし、現在は各地に小規模な町を多く作り、その自立した町で食料を作る生活をしている。

政府は各町に吸血鬼退治専門の団体を作るように要請。
自分の身は自分で守れということらしい。
それは会社であったり、宗教であったり、家族であったり呼び名は様々だが、彼等のお陰でとりあえず安心して生活出来ている。