嘘で隠された現実(リアル)

「朱月です。柳 朱月」


「シュヅキ?どんな字書くんだ?」


「朱雀の朱に三日月の月です」


「ほーっ、良い名だ」


「‥ありがとうございます」


「さてと、んじゃ、少し話をしようか、朱月くん?」


黒雨さんはドアに近付き扉を閉めると、顔に笑みを浮かべたまま、神楽の座っていた席に腰を下ろした。