ある日の昼休み、あたしと和香は屋上で弁当を食べていた。 「和香の弁当可愛いね♪おいしそう」 「ありがと♪自分で作ったんだよ〜」 「ほんとに!?すごーい!」 「すごくないよ〜!あたしお母さんいないからさ……」 「そうなの…?なんかごめんね……」 「全然!気にしないで♪」 和香は笑っていた。 すこし悲しそうに…