山田の部屋に戻った俺は
山田と話し合った。

山田「夢だって絶対。
そんで寝ぼけて幻覚でも
見たんだろう。」

智也「でも、本当、
首を締められてる時は
マジで苦しかったぞ。」

山田「それは気のせいだよ。

人間、体調が悪いと思えば
本当に悪くなったりするんだ。
自己暗示ってやつだ。

お前は
首を絞められた幻覚を見て、
そんで自己暗示で息が
苦しくなったんだ。」


山田の言うことは
筋が通ってたが、
俺はそうではないと思った。


あれは絶対、由美だ。

由美の呪いだ。