外に出ると一緒にエプロンのポケットに入れていた携帯が震え、メールの文字。


 メールの相手は大翔くん。


 開くと外の冷凍庫に閉じ込められたから、助けに来て欲しいと書かれていた。

意味の分からないメールに首を傾げる。

 鍵は掛かってないはず。


 冷凍庫の扉にはやっぱり、鍵は掛かってなかった。