僕の執事

オヤジくさい発言をする兄貴は、スーツの上着を椅子に掛け、シャツのボタンを2つほど外し、ネクタイはどこだ?状態だった。


「校長元気?」


『あ~あの、ちょっととぼけた感じの人?』


「あははっ! そうちょっととぼけた感じの」


『あの校長、執事が二人並んで立ってるの見て驚いてたし…騎馬の説明もちゃんと理解してんのかわかんないけど、大丈夫なの?』


「話し聞く限りじゃ、大丈夫そうだな。今度会ったらよろしく言っといてくれ!」


『ん、分かった。』


ちょうど話が途切れた時、騎馬にご飯を食べたのかと聞かれ、曖昧な返事をした。
そんな俺達に気を利かせた兄貴が、今日はもう休んで良いと騎馬に告げた。


『…俺、風呂入って来る』


兄貴に振り回され、落ちたままのカバンを掴み、リビングを出ると、葵と一緒に騎馬がついて来た。


「で、何があったんです?」


部屋に付いてそうそう、そんな事を聞かれた。
友達が出来た。それだけ事なのに、なんでこんな恥ずかしいんだろ?


『…友達、の家で…』