僕の執事

俺もよく怒られたな…
こんな風に宥めたりしなかったけど。
騎馬には何もかも分かってたのかな?
「空気ってか雰囲気?」恭平の言葉の通り、騎馬も俺の空気察してたのかな? 気づくと笑ってた。
騎馬を思い出すと、心が優しくなる。
でも、執事である前に"親であり、家族"は恭平の方が合ってるかもな。
ワザと智章さんに怒られてるし。
恭平M?いや、それはないか。


「あはは!!」


『ん?』


しばらく思い出に浸ってると、隣から笑い声が聞こえ、見ると俺を見ながら恭平が爆笑してた。
状況が掴めずにいる俺に、笑いながら恭平が話した。


「お前、考え事してた?」


『あぁ…うん。』


「やっぱり、顔が…ハハッ」


顔がって…生まれつきこの顔だよ。
笑われるような顔してねぇけど…ってこれナルシスト発言?


「あははっ!! 顔動きすぎ!」


『はあ?ちゃんとしゃべれよ』


「ダメ、もう無理!!
智章」


ずっと笑ってる恭平は智章さんに助け舟を出した。俺もそっちの方が助かる。