僕の執事

でも、騎馬にはすんなり渡してたんだろうな…って思う事はある。
俺の悪い癖だよな…なんでも騎馬と比べんの。
違くて当たり前なのに。



「陸の家ってどこらへん?」


『ん?、あっちの方。
公園あんの分かる?』


「あ~なんとなく。」


長い廊下を歩き、駐車場へと向かいながら恭平と話した。


『お前の家は?方向どっち?』


「俺ん家は、陸の家よりちょい手間くらいかな?
ねー、ちーちゃん確かそうだよね?」


「いえ。一ノ瀬様の家よりちょい奥です。」


「だって。」


『(微妙に惜しい…)なんでも聞くんだな』


「ちーちゃんに?」


『うん。』


「俺より物知りだから。
俺の事よく理解してるし。」


『執事であるまえに
友達であり 親友であり 親であり 家族。か』


「なにそれ?」


『前の執事に言った言葉。』


恭平は俺の言葉を聞いて納得してた。
「確かにそうかも。」
この言葉を聞いた時、初めてコイツとなら仲良くなれるかも…って思った。