放課後─
恭平に教えてもらいながら授業を受け、やっと放課後になった。
恭平のウザさにもなれ、執事のいる光景にもなれた。
教科書をカバンに詰めてると、同じく帰り支度をしてる恭平が話しかけてきた。
「陸って寮?」
『違う。』
「ふ~ん…じゃあ、一緒に帰ろ?!」
『はっ?』
どっからその流れになんだよ…ポカンとしてると何かを察したのか、今度は恭平の執事が話し始めた。
「言葉足らずで申し訳ありません。」
『いえ…』
「恭平さんが言いたいのは、寮に入っていらっしゃらないのなら、一緒に帰りませんか?と」
『ははっ…(同じじゃん)』
「そういう訳だから、帰ろ?!」
あまりにも張り切る恭平に、その時初めて葵と目を合わせた。
『分かった、帰るよ。』
しぶしぶOKを出し、カバンを肩に掛け立ち上がると、恭平と智章さんの後ろを付いていった。
やっぱカバンは執事が持つんだ。
教室内を見渡しても、殆どの奴らは執事にカバンを持たせてた。
でも、俺は葵にカバンを預けなかった。
理由なんかなくて、ただなんとなく…
恭平に教えてもらいながら授業を受け、やっと放課後になった。
恭平のウザさにもなれ、執事のいる光景にもなれた。
教科書をカバンに詰めてると、同じく帰り支度をしてる恭平が話しかけてきた。
「陸って寮?」
『違う。』
「ふ~ん…じゃあ、一緒に帰ろ?!」
『はっ?』
どっからその流れになんだよ…ポカンとしてると何かを察したのか、今度は恭平の執事が話し始めた。
「言葉足らずで申し訳ありません。」
『いえ…』
「恭平さんが言いたいのは、寮に入っていらっしゃらないのなら、一緒に帰りませんか?と」
『ははっ…(同じじゃん)』
「そういう訳だから、帰ろ?!」
あまりにも張り切る恭平に、その時初めて葵と目を合わせた。
『分かった、帰るよ。』
しぶしぶOKを出し、カバンを肩に掛け立ち上がると、恭平と智章さんの後ろを付いていった。
やっぱカバンは執事が持つんだ。
教室内を見渡しても、殆どの奴らは執事にカバンを持たせてた。
でも、俺は葵にカバンを預けなかった。
理由なんかなくて、ただなんとなく…


