葵の家の前でそんな事呟いたって意味の無いことだって分かってる。
でも、またアイツの悲しむ顔を見なくて済むのは確かで…まだ好きなんだな、俺。
あぁ…思い出したら、切なくなってきた…。
俺は葵の家を離れ、適当に歩いた。
まだ日が出てるとはいえ、やっぱりまだ寒い。
──知らない路地を歩き、初めて来た公園から子供の声がした。
『元気だな…』
走り回る子供を横に公園を後にした。
自販機で適当にジュースを買い、自然と進む足は駄菓子屋に向けられてた。
そこは、小さい頃迷子になった葵と俺がお世話になった場所。
『こんなに小さかったっけ?』
って俺がデカくなったのか…苦笑しながら戸を引き、中に入ると、懐かしい匂いがした。
「いらっしゃい」
シワシワの顔で番頭に座るおばあちゃんの笑顔は、あの日と変わってない。
『懐かしい…』
ズラッと並んだ駄菓子の中から、迷わず真っ赤な飴の入った袋を手に取った。
『これ…まだあったんだ』
【5コ入り】
そう書かれた袋をおばあちゃんに見せると、「200円ね」と言われた。
値段上がったのか…
飴の代金を払うと、駄菓子屋を出た。
でも、またアイツの悲しむ顔を見なくて済むのは確かで…まだ好きなんだな、俺。
あぁ…思い出したら、切なくなってきた…。
俺は葵の家を離れ、適当に歩いた。
まだ日が出てるとはいえ、やっぱりまだ寒い。
──知らない路地を歩き、初めて来た公園から子供の声がした。
『元気だな…』
走り回る子供を横に公園を後にした。
自販機で適当にジュースを買い、自然と進む足は駄菓子屋に向けられてた。
そこは、小さい頃迷子になった葵と俺がお世話になった場所。
『こんなに小さかったっけ?』
って俺がデカくなったのか…苦笑しながら戸を引き、中に入ると、懐かしい匂いがした。
「いらっしゃい」
シワシワの顔で番頭に座るおばあちゃんの笑顔は、あの日と変わってない。
『懐かしい…』
ズラッと並んだ駄菓子の中から、迷わず真っ赤な飴の入った袋を手に取った。
『これ…まだあったんだ』
【5コ入り】
そう書かれた袋をおばあちゃんに見せると、「200円ね」と言われた。
値段上がったのか…
飴の代金を払うと、駄菓子屋を出た。


