─あれから静かな話し合いが終わり、マリアさんと神田に別れを告げ執事学校を後にした。
マリアさんには泊まっていけばって言われたけど、騎馬が最終に間に合うからとその申し出を断った。
『─綺麗だな』
駅まで続く一本道を歩きながら、いつか話した星空をやっと見ることができたと思った。
葵はあれから黙ったまま何も話そうとせず、騎馬も話しかけてこなかった。
葵が黙ってるのは、俺がマリアさんに出した最後の契約のせいだと勝手に思ってる。
あの時、マリアさんに小さな嘘をついたあと、新たな契約を追加してもらったそれは《『葵が執事を辞めるの、一週間後にしてもう事って出来ますか?』
「どうして?」
『なんとなく、じゃ答えになりませんよね。
…嫌な予感がしたんです、親父と話した時。
だから、一週間後でお願いします。』
「分かりました。
私はあなたの決めた事に逆らう気はないわ!!
神田は、文句があるみたいだけど」》
部屋を出る時、マリアさんが葵を呼び止めた。
多分、その時に新たな契約を聞かされたはず。
「…どうして…?」
『契約の事?』
「うん、どうして一週間後なの?」
マリアさんには泊まっていけばって言われたけど、騎馬が最終に間に合うからとその申し出を断った。
『─綺麗だな』
駅まで続く一本道を歩きながら、いつか話した星空をやっと見ることができたと思った。
葵はあれから黙ったまま何も話そうとせず、騎馬も話しかけてこなかった。
葵が黙ってるのは、俺がマリアさんに出した最後の契約のせいだと勝手に思ってる。
あの時、マリアさんに小さな嘘をついたあと、新たな契約を追加してもらったそれは《『葵が執事を辞めるの、一週間後にしてもう事って出来ますか?』
「どうして?」
『なんとなく、じゃ答えになりませんよね。
…嫌な予感がしたんです、親父と話した時。
だから、一週間後でお願いします。』
「分かりました。
私はあなたの決めた事に逆らう気はないわ!!
神田は、文句があるみたいだけど」》
部屋を出る時、マリアさんが葵を呼び止めた。
多分、その時に新たな契約を聞かされたはず。
「…どうして…?」
『契約の事?』
「うん、どうして一週間後なの?」


