──年が明け葵が居なくなってから一週間が過ぎた。
風邪も治り、学校へは相変わらず智章さんの車で通学した。
寝込んでる間一度葵の行き先を騎馬に訊ねてみた事がある。
でも、「私用としか聞かされておりませんので。」しか言わなかった。
そしていつしか葵の話を避けるようになってた。
楽しかったハズの学校も、休み時間の度に近寄ってくる笑顔も、朝食や、執事部屋の前を通ると必ず開いたドアにも…
今は、葵の姿はない。
夜一人になった時、なぜか目から涙が溢れた。
その涙の原因がなんなのかもわかってた。
吐き出せたら楽になる。
そんなのとっくに分かってた。
誰かにすがりついて、怒鳴り散らしたら、少しは楽になるかな?なんて考えたりもしてみたけど、もう、そんな気力も残ってない…
また居なくなんなら、俺の前に現れんなよ…中途半端に期待なんかさせんなよ。
どうすんだよこの気持ち…俺、葵の事忘れられないくらい好きになってんじゃん…
『執事なら、側にいろよ…あおい…』
その晩、涙が枯れるまで泣いた。
そして、涙が枯れない事を知った。
風邪も治り、学校へは相変わらず智章さんの車で通学した。
寝込んでる間一度葵の行き先を騎馬に訊ねてみた事がある。
でも、「私用としか聞かされておりませんので。」しか言わなかった。
そしていつしか葵の話を避けるようになってた。
楽しかったハズの学校も、休み時間の度に近寄ってくる笑顔も、朝食や、執事部屋の前を通ると必ず開いたドアにも…
今は、葵の姿はない。
夜一人になった時、なぜか目から涙が溢れた。
その涙の原因がなんなのかもわかってた。
吐き出せたら楽になる。
そんなのとっくに分かってた。
誰かにすがりついて、怒鳴り散らしたら、少しは楽になるかな?なんて考えたりもしてみたけど、もう、そんな気力も残ってない…
また居なくなんなら、俺の前に現れんなよ…中途半端に期待なんかさせんなよ。
どうすんだよこの気持ち…俺、葵の事忘れられないくらい好きになってんじゃん…
『執事なら、側にいろよ…あおい…』
その晩、涙が枯れるまで泣いた。
そして、涙が枯れない事を知った。


