南はさっきより嬉しそうな笑みを浮かべ、「ありがとうございます。」と頭を下げた。
その南につられ、俺も頭を下げた。
─それからしばらくしてチャイムが鳴り、教室から執事が一斉に出ていった。
その日も、いつも通り授業を受けた。
お昼が近づくにつれ、だんだん重たくなる瞼をなんとか開け、半目状態で黒板を見つめてはノートに写し、を繰り返した。
隣からクスクス笑い声が聞こえてたけと、ノートに写すのが精一杯で構ってる暇なんか無かった。
─────…
『もうダメだ…』
なんとか持ちこたえ、チャイムが鳴ったのと同時に机に突っ伏した。
「お疲れ!」
ポンと肩を叩かれ、恭平に顔を向けた。
腕に顔を乗せたまま、今にも寝てしまいそうなほどゆっくりまばたきをする俺に、少し笑って見下ろす恭平が言った。
「お前、顔酷かったぞ?」
『眠くて…』
「だからって半目で授業受けんなよ!! 笑いこらえんの大変だったんだから!」
だったら見んなよ。
そう言いたかったけど、もう何を言われても子守歌にしか聞こえなかった。
「陸聞いてる?」
だんだん意識が遠のき、恭平の言葉もハッキリと聞こえなくなって、夢の中へと入っていった。
その南につられ、俺も頭を下げた。
─それからしばらくしてチャイムが鳴り、教室から執事が一斉に出ていった。
その日も、いつも通り授業を受けた。
お昼が近づくにつれ、だんだん重たくなる瞼をなんとか開け、半目状態で黒板を見つめてはノートに写し、を繰り返した。
隣からクスクス笑い声が聞こえてたけと、ノートに写すのが精一杯で構ってる暇なんか無かった。
─────…
『もうダメだ…』
なんとか持ちこたえ、チャイムが鳴ったのと同時に机に突っ伏した。
「お疲れ!」
ポンと肩を叩かれ、恭平に顔を向けた。
腕に顔を乗せたまま、今にも寝てしまいそうなほどゆっくりまばたきをする俺に、少し笑って見下ろす恭平が言った。
「お前、顔酷かったぞ?」
『眠くて…』
「だからって半目で授業受けんなよ!! 笑いこらえんの大変だったんだから!」
だったら見んなよ。
そう言いたかったけど、もう何を言われても子守歌にしか聞こえなかった。
「陸聞いてる?」
だんだん意識が遠のき、恭平の言葉もハッキリと聞こえなくなって、夢の中へと入っていった。


