僕の執事


「ヤキモチ妬き」


『それは、お前が妬かせてんだよ。』


「……バカ。」


言葉が途切れ、葵の攻撃が終わったと思ったら、振り出しに戻っただけだった。


『結局それか。』


「陸のバカ。」


それからずっと、駅に着くまで永遠とバカと言われ、笑いをこらえるのに必死な俺はおとなしく「バカ」と言われ続けた。