僕の執事


「騎馬には、言うなと言われていたんだけど、あなたの事はよく騎馬から手紙で聞かされていたのよ?」


『え?』


理事長はホホッと笑い、騎馬から聞いた事を俺に話してくれた。


「小さな頃はやんちゃで、僕が行った頃は全然笑ってくれなかったのに、最近のあなたは大人になってきて寂しいと。
騎馬があなたに仕えた日から、毎月送られて着るのよ?」


『今もですか?』


「ええ、最近では陸と会えなくて少し淋しい。そう書かれてたわ。」


『そうですか。
あの、もし、返事を書いていらっしゃるのなら、俺も淋しがってるとお伝え願えますか?
またエアーホッケーしような?と。』


ニッコリ笑う俺に、理事長も優しい笑みを向け
「伝えて置くわ。」と言ってくれた。


『よろしくお願いします。…あの、僕も手紙差し上げてもよろしいでしょうか?』


理事長は俺の言葉に驚いてた。


『騎馬から着た手紙の内容を、コッソリ教えてもらおうかと思いまして』


冗談混じりにそう言ってみた。


「ええ、喜んで」


理事長は笑って快くOKしてくれた。
初めは怖いと思ってたのに、今はおばあちゃんが出来たみたいで嬉しいかった。