僕の執事

コーヒーのおかわりって言い訳も考えたけど、まだ半分残ってるし。
トイレ…は混んでる。


『はあ…』


無意識についたため息に、恭平が「どうした」と心配そうな声で聞いてきた。


『なにが?』


「今ため息吐かなかった?」


『そう? 自分じゃ気づかなかったけど…』


無理やり作った笑顔に、恭平の顔がほんの一瞬切ない表情に変わり、また笑顔に戻った。
 俺、みんなに迷惑ばっかかけてる…。
またため息が出そうになり、自制した。