僕の執事


『ん、俺のイメージでは、星って言うより、なんかこう もっと堅っ苦しい感じの物にしか興味ないのかと思ってた。』


「どんなイメージだよ」


『あと、よく南に怒られてるイメージ?』


「それは、当たってるからなんとも言えない…」


「なあ…」


二人笑ってると、俺と泉に挟まれ真ん中で星を見てたはずの恭平が声を出した。


『ん?』


「俺越しに話しすんの止めてくれる?
なんか、すげー悲しい気分になんだけど。」


『悪い。』


話に夢中になりすぎて、恭平の存在忘れ掛けてた…とりあえず謝ると、いつもの恭平からは想像も付かないような低い声で
「まあ、別に良いんだけどさ。」そう返ってきた。
俺には、その恭平が本当の恭平なんじゃないかとふと思った。
いつもテンション高くて誰にでも優しくて、人一倍気使ってるけど、たまに上の空で一人でなんか抱え込んでて。
もう少し、俺達に心開いてもいいんじゃないかって思う。


多分、今考えてること言ったとしても、無理やり笑顔つくんだろうな。
目に涙なん浮かべてさ、ありがとうって言うけど、結局恭平は変わらずピエロ恭平のまま…なんだろうな。