僕の執事

14日ってなんかあったっけ?きっと恭平も同じ事思ってるはず。
そんな予想がつくほど泉の言った事がさっぱり分からなかった。


「覚えてないのかよ!」


『なにを?』


「はぁ…今日、双子座α流星群が見れるって話さなかったっけ?」


『双子座α流星群…?
ああ!!、そんな事言ってたな。』


学校で言われた事を思い出し、納得してる俺の隣で、1人取り残されてる恭平が俺と泉を見た。


『確かあん時、恭平もいたよな?』


「うん…」


「翔太さん、そろそろかと?」


泉の執事が言った一言で、話しは中断された。


「流星群が流れる時間が来たって。」


そう言って、泉は芝生と化した草の上に寝転んだ。
それを真似て、俺と恭平も仰向けに寝転んだ。


「なあ、なんで俺達流星群見に来てんの?」


『さあ?』


恭平にそう聞かれて、確かにと思った。


『でも、いいんじゃね?
たまには。』


少し楽しいし。
友達と遠出するなんて今まで無かったからか、こんな事が少し嬉しかった。
くだらない話で盛り上がって、沈黙が嫌じゃなくて、腹割って話せるダチに出会えて、葵が側に居てくれるなら俺はもう何も望まない。