僕の執事

とついでに、メールをチェックしたけど、返事は来てなかった。


『よし。』


ポンチョにケータイをしまい、箸を両手で挟むと静かに『いただきます。』と呟き食べ始めた。


─数十分後─


『ごちそうさま…うっ…』


「よく食ったな」


ぐったりしてる俺に、さっきまで"大丈夫"なんて言ってた兄貴が笑いながらそう言った。


『いつも多すぎなんだよ…俺、兄貴の倍食ってんだぜ?』


「すごいな~」


人事みたいな言い方をする兄貴に、少し腹が立った。
─それから、兄貴と騎馬は仕事に出かけ、葵はリビングを出ていった。
ソファーに移動し、誰もいないリビングで1人ボーっとテレビを眺めてると、ポンチョに入れてたケータイがいきなり振動し、驚き過ぎて飛び上がった。


『心臓に悪い…』


驚いた自分がおかしくて、1人爆笑してると俺の笑い声を聞きつけた葵が「どうなさいました?」と不思議そうな顔で聞いてきた。


『どうもしない!』


「そうですか?」