思い出して笑いそうになった時、肩を掴まれ、今まで見たことのないような怖い顔で「忘れてください!」と言われ、その迫力につい『うん…。』と言ってしまった。
てか…
『騎馬が一緒に遊んでた事言ったって、俺にはなんのメリットもねぇじゃん。』
「そうですけど、念の為。」
『口止め? 安心しろ 誰にも言わねーから。』
って言ったけど、兄貴に会った時言っちまったんだよなぁ…騎馬は知らないけど、言ったら怒られそう。
『あん時は、サンキューな。お前が寄り道しないか?って言わなかったら、俺今もあのままだったと思うし…』
俯き、組んだ手を見つめながらぼそりと呟くように言った。
面と向かってだと、うまく言えない気がしたから。騎馬は、少し黙り「…でも、楽しかったですね。」と言った。
『じゃあもっかい…』
騎馬に向き直りながら、笑顔で言うとあっさり却下された。
『いいじゃん、もう俺の執事降りんだから…って、兄貴に着いたら暇ねぇか。』
頭を掻きながら、ソファーに掛け直し、肘掛けに頬杖をついた。
てか…
『騎馬が一緒に遊んでた事言ったって、俺にはなんのメリットもねぇじゃん。』
「そうですけど、念の為。」
『口止め? 安心しろ 誰にも言わねーから。』
って言ったけど、兄貴に会った時言っちまったんだよなぁ…騎馬は知らないけど、言ったら怒られそう。
『あん時は、サンキューな。お前が寄り道しないか?って言わなかったら、俺今もあのままだったと思うし…』
俯き、組んだ手を見つめながらぼそりと呟くように言った。
面と向かってだと、うまく言えない気がしたから。騎馬は、少し黙り「…でも、楽しかったですね。」と言った。
『じゃあもっかい…』
騎馬に向き直りながら、笑顔で言うとあっさり却下された。
『いいじゃん、もう俺の執事降りんだから…って、兄貴に着いたら暇ねぇか。』
頭を掻きながら、ソファーに掛け直し、肘掛けに頬杖をついた。


