『…お前いつから?』
「何が?」
起こした体をベッドに預け、あぐらを掻きベッドの下に座る恭平に、さっきから気になってた事を聞いた。
『いつから その、男が好きだって気づいたの?』
「…気づいたのは、中学生の時。俺そのせいでイジメられてんだと思ってたんだけど、理由がないって言われてそうなんだって。バレてたらもっと大事だよな。
今の高校も隠して入ったから、言う必要もないし。
でもまさか、こんな形でバレるとはな…
でも、中身はちゃんとした男だから。
ただ、女性に魅力を感じないだけ…?」
『そっか。』
恭平は明るく話した。
きっとまだ、引きずってんだろうな…俺にキスしたこと。ってか俺何回キスすんだろ?なんかそっちに笑えてきた。
「なんで笑ってんの?」
『いや、俺何回キスすんだろって思ったらおかしくて! ゴホッ、ゴホッ…』
「ほら、笑うから。
また高城ちゃんに怒られるぞ!?」
背中をさする恭平に、咳が治まるのを待った。
『悪い、ゴホッ…』
「ううん、ごめんな。
俺、最低なことした…」
背中をさすりながら言う恭平に、少し強い口調で『謝るな』と言った。
「でも…」
『それ以上謝るなら、部屋から出てけ。』
「………。」
『フッ…よし!!』


