う…?
何、今の、キュン
よくわからなくって
私の頭にハテナマークがあったとき
保健室のドアが空いた。
「町田先輩!」
「ばか斗馬、ほら荷物」
「へへ、ありがとうっす」
「気をつけて帰れよ、飯島さんもよろしくね!」
「はい、まかせといてください」
たのもしーね、
と町田先輩は笑いながら
グラウンドの方に戻った。
私達も病院に向かうべく
紺野くんの肩を支えつつ
下駄箱に向かった。
「…はあ、」
「なにそのため息」
「いやあ、俺かっこ悪いなあって、」
「今さら?」
「んなっ!!!」
紺野くんの今の表情は
漫画でゆう
「ガーン!!!!」
のシーンだろう。
今は病院の診察帰り。
やっぱり紺野くんは右足首の筋を
切ってしまったようだった。
「全治1ヶ月とかありえねーよ…」
「まあまあ。」
「せっかく入部したのに……」
ほんと、悲しそう笑

