だから優姫と偶然にも喋る機会が出来た時は、 本当にうれしかった。 そうだな、 もう俺このまま空でも飛べちゃうんじゃないかなってくらいに。 ちょっとでも一緒に居たくて、 本も貸したし、 デートにも誘った。 まぁ失敗だったか成功だったかはおいとくとして。 ちょっとは近づけたんじゃないかな。 …あれ、成功してるっぽい。