「あはは、優姫超叫んでた…!」 「だって慶次君がぐるぐる回すから…」 コーヒーカップで予想以上の回転技を見せてくれた慶次君は、 ふい、と視線をお化け屋敷に移した。 「優姫…あれ、入る?」 見た感じ結構怖そう…でも、慶次君となら… 怖くない、かも。 私はうなずくと、慶次君と一緒にお化け屋敷に入っていった。