色々調べたがよく理解らないまま
次の月曜日になっていた。
M「今度は俺かな・・・」
俺はいつの間にかケイトの家の前に立っていた。
時間は深夜1:30。
扉の前へ行きノックをする。
いつも通り返事はない。
M「ケイト?」
ガチャッと扉が開く。
扉を開けると床の軋む音と
電球の揺れる音がした。
埃臭い暗闇の中心にジェシファニーが椅子に座っていた。
M「ケイト?」
人形に近づきながら俺はケイトを呼ぶ。
~♪~♪
2階からオルゴールの音が聞える。
2階か…
1段1段階段を登って行く。
ギシッ――ギシッ――。
床の軋む廊下。
1つの部屋から聞えるオルゴールの音。
ガチャッ。
扉を開けると更に暗い部屋があった。
部屋の中にオルゴールの音が響く。
M「ケイト?居るのか?」
部屋に入ると扉が閉まった――。
すると中にケイトが現れた。
M「ケイト?」
K「あー・・・嘘つきのオジサン」
クスクスクスクス
そう言ってケイトはあざ笑った。
M「もう止めよう。こんな事…」
少しずつ宥めていく。
K「こんな事って?」
ケイトは恍けた様に言う。
M「殺人は止めなさい」
冷静を装って言い。
K「してないもーん」
悪魔で恍け通す気だ。
それに馬鹿にした様に人を見下す。
M「止めろと言っているんだケイト!!」
俺は声を荒げていった。
しかしケイトは動じず・・・
K「ケイト?誰それ?僕は『K』だよ?」
そう言うと首を傾け。
K「ジェシファニーもそう思うでしょ?」
俺の後ろに向かって問いかける。
バッ
と後ろを振り返る。
するとそこには玄関先に居たはずの人形が居た。
M「何でここに!?」
驚いて後ずさりをした。
K「あー・・・危ない・・・」
ケイトが俺に声を掛ける。
ハッとなって後ろを向いた。
ゴツッ

□   □