働き始めても

家に帰ると

落ち着かなくて

カッターを持っては

腕に傷をつけてた


母が吸ってたタバコを

取って来て

熱いタバコを

何度も何度も

手に押し付けた


不思議と

熱さは感じず

落ち着いてる自分が居た



この時に

もし病院へ行ってたら

治っていたかもしれない病気



双極性障害(躁うつ病)


私は自分が

病気であることすら

気が付かなかった



私はただ

母に優しくして欲しかった


いつしか私の癖を見て

姉が言った


「指の爪を噛む子は

親の愛情が足りない」


私には

その癖が未だにある

止めようと思っても

止めることが出来ない癖