虚像=夢




『言ったら?』


「“ありがとう”

って言ったの…」


『なんで“ありがとう”なんだ!?』


「わからない…

でもー…そぉー言っ
た時が“心”から

“笑って”でも…

どこか“悲しそぉ”だったの」




『意味わかんねー』




「由衣チャンの
“笑顔”と“言葉”
を見てればわかるよ
普段は“心”から

“笑ってない”から」



『わかった…


ソレより由衣チャンのヤツ遅いな!!』


「由衣チャンは屋上に居ると思うよ☆」



「先生に呼ばれたンじゃないの!?」




「ソレはー

“私達”と“あまり関わらない”ように
“嘘”をついたンだよ♪」


『なんで!?』







「今日ー…


由衣チャンん家に遊びに行きませんか?」




『だから…』

「行きたいです♪」
『(ぉぃ!!)』

「(行けば…なんかわかると思うよ)」

『(ーーわかった)』