年下王子~天然姫の恋模様~



階段を上がりながら、



「宮永はどこから来たんだっけ??」





「大分の田舎から・・・。」






「へぇ~。
 遠くて寂しいな。」






「寂しいけど、由香いるし大丈夫です!!」






「もう、お前たちってそんなに仲良くなったのか。
 いいな~。」





笑って由香のほうを見ると、顔が赤い。
そして、先生を直視。





やっぱ、好きなんじゃ??
恋する乙女の顔してるし。




「あっ!!!」




先生が大声を上げる。


なっナニ??



「出席簿、忘れた。
 水谷、案内よろしく。」




先生って本当にかっこいいし、親しみやすいよ。
なんか、楽しいし。