次の日の俺は琉李ちゃんに話しかける事にした

また本を読んでいる

なに読んでんだろ?

よく見たら、友達はいるようだ

毎日休み時間は誘われているようだけどいつも断っている

そんなに面白い本なのか?

それとも本が好きなのか?

どっちにしろ話があったら仲良くなれそうだ

きいてみよう

「なー琉李ちゃん」

琉李ちゃんはおどろいたように顔をあげる

「松坂くん?......どうしたの?」

かわいーなぁー

「あのさぁ、いっつも本読んでんじゃん?何の本読んでんの?」

「えぇ!?.......えっと推理小説?」

「へぇーそうなんだ。好きなの?」

「うん.......すごく面白いよ」

「そっか!じゃぁ今度かしてくんね?」

「......いい.....よ」

「おーありがとう!じゃな!」

「うん。じゃぁね」