俺・・・死んじゃった!?

「クゥエ!!」


その物体が鳴き声をあげた。


彼は驚いて尻餅をついている。

俺は自分をみているのだが、その光景がおかしくてしかたなかった。


拓也が首だと思って驚いたもの・・・


それはなんてこともないただのアヒルだったのである。


夜の学校、暗闇、恐怖心などがアヒルを首に見間違えさせただけなのである。