首らしき物が、こちらに向かってくる。 ゆっくりと・・・ 俺たちに存在を示すかのように。 まぁ俺はさして怖くはなかった。 だけど彼は口を開けて、震えている。 そして月の光で、見える近くまでそれはやってきた。