俺・・・死んじゃった!?

俺の体は車に乗せられてどこかに連れだそうとされていた。


車は俺の体を収容すると発進した。


俺たちはどうやって追いかけるかって?

この幽霊の状態。便利なことにとても早く移動できる。

なんせ飛んでるわけだから。


だから俺は見失うことなく車を追いかけられた。
だけど・・・

俺の隣にはさっきからずっと泣いている男がいて・・・
さすがに俺も叫んだ。

「おっさんいつまで泣いてんだよ!」

「だって・・・体痛いんだもん!」

俺の叫びも虚しく、ガキのように話すおっさん。
本当に調子狂うなぁ・・・まったく。