「恭平!何で寝てるの・・・うちに帰ろう!あなたの大好きなおせち料理だって用意してるの・・・


起きてよ!!起きなさいってば!!」


母さんは、俺をゆすっていた。何度も何度も・・・


起きることのない、魂の抜けた俺の体を・・・


霊安室には、母さんの寂しい鳴き声だけが響いていた。