「小谷君だから!!私が初めて好きになった人。始めてみたときから・・・」



真っ赤になって言う彼女が愛おしくて。


頭の中は真っ白。



理性を失った俺は、彼女のことを思いきり抱きしめた。


彼女がどこにもいかないように。


自分でも、何をしているのかわからない。


でも


今はずっとこうしていたかった。