ロボットの見る夢

「おはよう、お母さん。あ、お父さんも。」

「おはよう、結恵。ところで、学校は・・・」

父の顔を二度見する結恵。

「!!!」

焦る結恵の手を掴む。

「無駄だよ、もう九時過ぎてる。」

「・・・米沢くん?どうしてうちに?」

「ここ、お前の家じゃないぞ。」

「!!!!!!!」

結恵は目をまん丸くしている。

「とにかく、ここでこれからのこと、

話し合わないとな。」