ロボットの見る夢

「そしてまた、紺野家の誰かが研究者になって

私たちのメンテナンスをしてくれる。」

「そうだね。」

「それって、本当に良いのかしら?

私たちはお母様が死ぬときに、

一緒に電源を切ってもらった方が

よかったんじゃないかしら。」